結婚相談所には「仮交際」と「真剣交際」の2種類があります。
今回は仮交際と真剣交際の違い、そして真剣交際までの流れやルールなどについてお伝えしていきます。
入会→お見合い→仮交際→真剣交際→プロポーズ&双方のご両親へのご挨拶→成婚退会
上記が大半の結婚相談所における成婚退会までの流れです。
これを踏まえた上でここからの解説をご覧いただければと思います。
ちなみに、はぴねすらいんの場合は
入会→婚活講義→お見合い→仮交際→真剣交際→プロポーズ&双方のご両親へのご挨拶→成婚退会
出会いを作る前に、しっかりと今後の婚活で上手くいくために必要な講義と、魅力度UPにつながる講義を受けていただきます。
多くの人が、婚活というとまずは「出会い」を作ることに力を注ぎますが、下準備なしでの出会いは、私からしたら「出会いの無駄遣い」に見えてしまいます。
・異性に嫌われるかもしれないこと、異性に好感をもってもらえる言動を知ること。
・その人のもっている良いところ磨き、悪いところの改善をしていくこと。
これらをする前に出会っていては、本当なら上手くいくはずだった出会いで失態をおかしたり、魅力が足りず選んでもらえなかったりということに。。。
いくつかの出会いを経て、その段階で学んでいくということももちろんありますが、それはまた別の問題です。
異性とのコミュニケーションや異性との空間に緊張しやすいという人は、場数を踏むこともとても大事になってきますので、そこは出会いを作ることと並行して上達していくしかありません。
ただ、それを下準備をしてからするか、しないままするかの違いは大きいです!
はぴねすらいんで婚活をされる会員様は、出会いの前の下準備が万全の状態で出会いを作るので、お見合いも交際も比較的順調にこなされています。
下準備とは、いい出会いが巡ってきたときに、それを手に入れるための魅力と技量を会得しておくことです(^_-)-☆
それでは仮交際と真剣交際の差についてお伝えしていきます。
男女交際をすることに変わりはありませんが、それ以外の部分はかなり違いますので気をつけましょう。
お見合いをしてから二人ともが「もうちょっと話したい、会いたい」などと感じたら「仮交際」へと移行します。
結婚相談所によって多少ルールは異なりますが、お見合いの段階では互いの下の名前は明かさない場合が多いです(名字のみ)。
ですが仮交際になると下の名前も分かり、連絡先も交換します。
そして二人で直接連絡を取って会うことが可能となります。
それから仮交際の相手は同時に複数人いて構いません。
少し驚いたかもしれませんが、「仮交際相手≠恋人」ですから問題はないのです。
言わば「恋人にしたいか否か判断する期間」なのです。
とはいえデートなどのスケジュール調整が困難になるでしょうから、仮交際相手の人数は常識の範囲内に留めましょう。
また、相性が悪い、価値観がズレているなどと思うのであれば、早めにお別れすることも大事です。
この仮交際期間にどう上手く立ち回るかも、婚活を勝ち抜くポイントになってきます。
婚活疲れをおこす女性の多くは、この仮交際期間に上手く立ち回れなくてこじらしてしまい、リタイヤしてしまったりします。
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仮交際は恋人とは言えないのはもちろんのこと、デートを重ねることで少しずつ関係性を変えていく感じになります。
お見合いが終わって初回デートの段階ではただの知り合い程度です。
初回デートが終わって、友達になれるか赤の他人に戻るかの分かれ目です。
この後、友達のまま終わってしまうか、友達以上恋人未満になれるかは、2回目、3回目のデートでなんとなくわかるでしょう。
4回目~5回目のデートで真剣交際に進むかどうか決め時…というような感じです。
仮交際をしていく中で「真剣に結婚を検討したい」と感じる相手がいれば、「真剣交際」に移行します。
これにももちろんお互いの同意が必要です。
「真剣交際の相手=恋人」ですから真剣交際は一人としかできません。
そして真剣交際をする中で、互いに「本当に結婚したい」と意思確認ができれば「プロポーズ→成婚」となります。
真剣交際に入ってからご成婚までのスピードも様々です。
仮交際中にすでにお二人の気持ちが盛り上がっていて、真剣交際に入ってすぐにプロポーズとご両親へのご挨拶を済ませて1か月もたたずにご成婚退会される人もいますし、
お二人の気持ちは既に固まってはいるが、二人のペースでゆっくり進めていきたいと、タイムリミットと言われている交際から6ヶ月の月のギリギリでようやくご成婚退会の場合もあります。
真剣交際に入ったものの、どちらかの気持ちが固まらず、ズルズルズルズル引っ張り、結局やっぱり決心がつきません!と交際終了する場合もあります。
続いて
・仮交際から真剣交際に移行する決め手は?
・仮交際の期間はどれくらい?
などについて解説していきます。成婚に向かっていくための非常に重要な部分と言えます。
仮交際期間中にきちんとデートをしたり、メールや電話などで会話したりすることが大事です。
(もしデート、メール、電話などを億劫に感じるようになってしまったのであれば早めに別れたほうがいいでしょう)。
これで互いの人となりが見えてくるはずであり、「真剣交際したいかどうか」も徐々に分かってくることでしょう。
そして
・話していて楽しい
・もっと二人でいたい
・結婚生活を想像できる
などと思えるのであれば真剣交際に移行することをおすすめします。
真剣交際をする以上は「結婚を前提として交際する」ことになります。
そのためいくら相手を良い人だと感じても、「結婚生活を想像したときにズレがあり、そこの折り合いがつかない」のであれば真剣交際をするべきではありません。
一例として、住む場所の希望が違う、結婚後に共働きをするか専業主婦になるかの意見が合わない、子どもに関する考え方が揃わない、などが該当します。
仮交際の目安期間を2か月としている結婚相談所が多いです。
つまり「結婚相手にしたいと真剣に検討できる相手かどうか」を2か月で判断することになるのです。
きちんとデートを行い、コミュニケーションをしていれば2か月という期間は短くありません。
この仮交際期間中のあなたの行動で婚活をスムーズに進めるか、こじらせるかが決まってきます。
仮交際は、「まだ好きでもない人と関係性を築く」期間です。
お見合いをして、もう一度会ってみようかな?くらいの気持ちから始まるので仕方ないことですが、気持ちが上がっていないのに頻繁に連絡をとることは非常に面倒なものです。。。
でも、これをしなければならないのは、これが結婚相談所の婚活だからです。
交際期間(仮交際+真剣交際)3ヶ月から半年間で結婚相手を決めるんです!
普通の恋愛と同じような感じで進めていてはとてもとても判断がつかないはずです。
それに「仮交際相手≠恋人」です。言わば「お試し期間」です。
そのため「良い人である」と感じたら早めに真剣交際に移行して恋人として交際するほうが、双方の「深い部分」が見えてくるので、あまり仮交際期間を長くするべきではないと言えるでしょう。
また、結婚相談所を利用している人の多くが、できるだけ早く結婚したいと考えているはずです。
そして例えば仮交際の期間が1年だとするとどうでしょうか。
「ずるずると交際を続けて、結局別れる」ということになってしまえば、その間にあなたもお相手も1歳年齢を重ねることになります。
これは婚活において、いえ、人生における非常に大きな痛手となります。
そうゆう意味でも短期間に接触回数を増やして早く判断することが必要となってくるんです。
この仮交際期間はとにかく、いかに早く判断をつけ一人に絞るかというところがポイントになります。
ひたすらお見合いを繰り返し、たくさんの人と出会ったところで、判断して一人に決められなければ、延々と出会いと別れの繰り返しです。
面倒臭がらず、お見合いから仮交際に繋がった相手とは頻繁に連絡をとりましょう。
ほとんどの人が、ファーストコール後デートの約束をするための連絡のやり取りだけしかしません。
ファーストコールからもう二人の仮交際は始まっているんです。
初回デートまでの間の連絡のやりとりももっとしておくべきです。
たくさんLINEや電話で話して、距離を縮めておくことで、初回デートでの盛り上がりも違うし、相手に対する許容も違ってくるのです。
まずは会ってからではなく、その前からの下準備も重要だということを知ってほしいです。
そして、初回デートが終わってからも。
気持ちがそれほど盛り上がっていない2人だとLINEや電話を頻繁にしないですよね。
でも、仮交際中は、相手と自分の関係性を築いて、それが心地よいかを確認する期間ですから、関係性を築くことを怠っていたらその先に進めないので、結婚相手としてどうかの判断なんてできる訳がないんです。
好きだから連絡するのではなく、判断するために連絡をとり仲良くなるということをしてください。
例えばLINEを毎日何往復もやりとりするとか、毎日電話をすることを、自分にノルマを課してまずはやってみてほしいのです。
そうすることで、相性のいい相手なら、ぐっと距離が縮まって仲良しになれるし、相性が悪い相手なら、ただひたすら連絡することが苦痛でしょうがなく、拒否反応が出るでしょう。
連絡をあまりとらず、だらだらと数か月もかけて数回デートして…とやっているより、よっぽど早く判断できるし、よっぽど疲れないと思います。
いっけん、好きでもない相手と頻繁に連絡をとることの方が面倒くさいように思われがちですが、よく考えてみてください。
毎回時間をかけた相手と結局交際終了になることを繰り返すのと、どちらが結果、労力が少ないかを・・・(笑)
真剣交際をしていても破局する場合ももちろんあります。
「真剣交際をスタートしたら別れることはできない」などということはないのでご安心ください。
「結婚を前提とした交際」とは言っても、実際に交際してみてようやく見えてくるものもあるからです。
そのため別れる男女もいるのが普通です。
また、女性に多いのですが「好きにならないと結婚できません!」と言うのに、お互いを良く知り合う努力をしないで、条件だけで真剣交際に入ると決めてしまい、後からやっぱり好きじゃないからと交際終了をする人もいます。
お互いを良く知り合う努力なしで「好き」になるってどうゆう「好き」なんでしょう?
それって、結局、自分のタイプなのかどうか?ということなんだと思います。
これは比べ物にならないくらい、後者です(笑)
ちゃんと好きな人と一緒になりたいのなら、あなたは仮交際の期間にしっかりとお相手とコミュニケーションをとることを怠らないでください!
できれば、交際終了は仮交際のうちにした方がお互いに痛手が少なくて済みます(^_-)-☆
さて、真剣交際から破局したときは、改めて「お見合い」から進めていくことになります。
精神的に少し厳しいものもあるかもしれませんが、幸せな結婚をするためにも頑張りましょう。
ちなみに結婚相談所には「休会」というものもあります。
どうしてもメンタル的に苦しいのであれば、しばらく休会をしてから再開をするのも悪くありません。
ただしあまりにも休会期間が長引くと「もういい……」という気持ちになって復活できなくなる可能性もあります。
また、休会していても料金は取られる結婚相談所が大半です。
休会期間中の料金は「月会費の1~3割程度」に設定しているところが多いものの、元の会費が決して安いものとは言えませんから、休会中の料金も無視できるものではないはずです。
ここからは「真剣交際で成婚にたどり着くためのポイント」を紹介していきます。
真剣交際に移行できたのですから、ぜひとも成婚退会したいものです。
多くの結婚相談所が、真剣交際中のキスや性行為などを禁止しています。
これは別れたケースにおけるトラブルを回避するための規則です。
特に女性に関しては妊娠する可能性もありますから、絶対にルールを守りましょう。
「結婚を考える段階まできているのにキスさえしてはいけないの?」と感じるかもしれませんが、あくまで結婚相談所の会員として活動しているということを忘れてはなりません。
規則を破った場合は「成婚した」と判断され、成婚料を支払って退会することになりますから気をつけましょう。
また、こういったルールを守れない人とは結婚するべきではないとも言えます。
相手が少しでもルールを破るような素振りを見せたら別れることを考えるべきです。
そして問題が発生しそうなのであれば、早めに結婚相談所のスタッフに相談することをおすすめします。
真剣交際に移行したら、これまでよりもさらに濃密なコミュニケーションを取り、互いの理解を深めていくことが重要です。
デートを重ねることは当然として、メールや電話で話すことも大切と言えます。
真剣交際から成婚退会へと進むことができた男女は、「結婚を見据えた具体的なやり取り」をしているものです。
例えば、
・結婚生活のこと
・互いの家族のこと(特に両親)
・金銭感覚
・子どものこと
などについて考え方などを伝え合い、認識を揃えていくことで、結婚に関する不安を取り除くことができます。
そして真剣交際の期間は仮交際の期間を除いて最長6か月です。
例えば仮交際期間が2か月なら4か月、3ヶ月ならあと3ヶ月が真剣交際の最長の期間です。
そして最短であれば仮交際が2か月なら1か月、1か月なら2か月真剣交際可能ということです。
一応、結婚相談所連盟の方では3ヶ月ルールといって、3ヶ月を目安にご成婚退会という形をとっています。
そして、もしどうしても3ヶ月では決められないなら半年までは猶予を与えますというようなニュアンスで延長半年とうたっています。
これは結婚相談所からの「3か月もあって互いの深いところが分からないのであれば、結婚しないほうがいいですよ」というメッセージであると考えましょう。
この3か月ルールについては賛否両論ありますが、結婚相談所の考え方でどっち寄りというのがありますので、相談所に入会する時にちゃんと確認するといいでしょう。
私の見解では、大手結婚相談所はできるだけ最短でご成婚退会へ導こうとする傾向があります。
私がいた大手結婚相談所もそうでした。
毎月何名のご成婚退会者を出したか?ということをとても重要視していて、カウンセラー一人一人にひと月に何名成婚をだすようにとノルマのようなものがありました。
真剣交際に入っている会員さんがいると、会社側が早く成婚させるようにとせっつくようなところも…
会社なので、利益を追求するのは仕方ないですが、私はそれが会員さんにとっていいこととは思えず、強引にご成婚退会に導くということに抵抗がありました。
そんなこともあって、はぴねすらいんでは3ヶ月ルールを厳守する形ではなく、半年ルール(会員さんが早く退会したければそれも良し)をいうスタンスをとっております。
理想は2か月仮交際で4か月真剣交際の半年でご成婚退会ですね(^_-)-☆
真剣交際が1か月って、かなりのスピードでいろんなことを進めなければいけません。
大手結婚相談所の時、真剣交際に入ったら、すぐにプロポーズと互いの両親にご挨拶をする段取りをとるように働きかけるように言われていました。
会員さんは3か月ルールを知っているものの、あまりの慌ただしさに少し戸惑っているのもわかりましたし、もう少しゆっくり二人のペースで進めさせてあげたいと思いましたが、会社からの圧が凄くてそうも言ってられませんでした。
もちろん、大手結婚相談所のやり方も、なかなか踏み出せない人の背中を押すという意味ではいいのかもしれませんが、私には抵抗がありましたし、自分で起業して自分のやり方でご成婚退会まで見届けることができるようになって良かったと思ってます。
結婚相談所における真剣交際と仮交際の差、成婚までの流れなどについて解説しました。
・結婚相談所では「お見合い→仮交際→真剣交際→成婚退会」へと進む
・仮交際相手は恋人ではない(複数人OK)
・真剣交際相手は恋人である(一人のみ)
・仮交際中に「真剣に結婚を検討したい」と感じたら早めに真剣交際に移行するべき
・真剣交際中のルールを厳守する
・真剣交際中はさらに濃密なコミュニケーションをして、結婚できるかどうかを判断する
少しルールなどが厳しいと感じた部分もあるかもしれません。
ですが、だからこそいい意味で緊張感が生まれるとも言えます。
また、何より結婚相談所に登録する人は最初から「結婚したい」と思っていますから、通常の男女交際とは異なり「相手がそもそも結婚を考えていなかった」というズレが起きません。
ですから真剣に婚活をしたいのであれば結婚相談所の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
結婚相談所は、料金も高いし、ルールも多くて窮屈だし、結婚相談所にいるような人は合わない気がする…と思っているあなた!
結婚相談所ほど出会いが多く、色んなことが効率的で、短期間で婚活を終わらせることができるところはありませんよ。
私は自分の婚活で結婚相談所を利用したことはありません。
でもそれは、当時は結婚相談所というものを全く知らなかったし、当時の私は出会いがたくさんあったからです。
もし、今、自分が結婚相手を探さなければいけない状況になったら、恐らくすぐにでも結婚相談所を利用すると思います(笑)
もちろん大手ではなく個人の結婚相談所です。
ほとんどの人が、まずは大手結婚相談所に入会されます。
そして、大手結婚相談所で上手くいかなかった方が個人の結婚相談所に入会されます。
これって、どうゆうことかわかりますか?
最初から個人の結婚相談所に入っていれば、その分時間もお金も無駄にしなかったということです。
私は大手結婚相談所でも働いていたので内情を良く知っているので、余計に個人の結婚相談所がいいとわかっていますが、普通なにも知らなければ大手に行くという気持ちもよ~くわかります。
私でも知らなければ大手に入会しますから(笑)
ですから、この記事を読んだ方は本当に運がいいです。
結婚相談所に入会するのなら、個人の結婚相談所をお薦めします。
もちろん婚活塾はぴねすらいんにご入会いただけたら一番嬉しいですが、私のところじゃなくても個人の相談所なら本当に会員様に寄り添ってサポートしてくれるところはたくさんあります。
それぞれ、相談所の特徴などありますので、その辺りを把握して、ご自分に合ったところを選んでください。
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