今回は、特に中高年の皆さんの結婚相談所における失敗理由などを紹介していきます。
そこから成功のためのポイントが見えてくるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは結婚相談所を利用しても婚活がうまくいかない理由として多いものを5つ挙げていきます。
相談所側に落ち度がある場合もあれば、本人に問題があるケースもあります。
特に大手の結婚相談所ではこうなるケースが少なくありません。
入会時にカウンセリングをしてくれたスタッフを気に入ったのに、いざ具体的な活動をスタートしたら別の人がつくこともあるのです。
もちろんそれぞれのスタッフの質が高ければ問題はないものの、実際にはそうならない場合もあります。
大手の相談所の特徴
〇「結婚相談所」でネット検索をかけてヒットする相談所です。⇒大半の人は大手に登録します。
〇会員数が多い＆カウンセラーも多いので、どうしてもサポートにムラがでてきます。
〇入会時の担当（営業）と、入会後の担当（カウンセラー）は別になることがほとんどです。
地域の相談所の特徴
〇その地域の中小企業、個人などが運営する結婚相談所です。
〇「入会時」と「サポート時」でスタッフが変わらない場合が多いです。
〇ひとりひとりの会員に寄り添ってくれるので細やかなサポートを受けられる可能が高いです。
〇会員数は少ない傾向にあります。
大手相談所と地域の相談所のどちらが優れていると一概に言うことはできません。
また、「スタッフの質は低くないにもかかわらず、自分には合わない」というケースもあります。
そしてスタッフとの相性が悪ければ、相談してもしっくりくるアドバイスをもらえなかったり、希望条件に合う異性を探しにくくなったりするかもしれません。
ただ、例えば「30代のスタッフは、50代の登録者を担当させないようにする」など、年齢的な制限を設けている相談所もあるため、そのような相談所ですと、中高年の方が「担当スタッフが若すぎて価値観が合わない」と感じることはあまりないと言われています。
結婚相談所における失敗理由としてもっとも多いのがこれです。
紹介されても今一つ自分と合わなかったり、「良い人ではあるものの結婚相手となると違う」という人ばかり紹介されたりするのです。
これに関しては結婚相談所のスタッフに悪意があるわけではない可能性が高いです。
具体的に言うと「自分の希望する相手」と「スタッフが考えている相手」が異なってしまっているのかもしれません。
ですからまずはカウンセリングを通じて、どのような相手が良いのかをできる限り正確に伝えましょう。
そして何人か紹介されてみてそれでも合わないのであれば、担当スタッフを変更してもらうか、その結婚相談所そのものから退会することをおすすめします。
どれほど素晴らしい結婚相談所であっても、活動する本人に積極性がなければなかなか成婚できないものです。
個人が運営している結婚相談所は会員を全力でサポートしてくれますが、中小や大手の相談所では「あの会員は最近ほとんど活動できていない。声をかけてあげよう」などほぼないと思ってください（全くしないとは言いませんが）。
また、消極的な人が大手の「データマッチングタイプ」の結婚相談所に登録すると、成婚がさらに遠のくかもしれません。
未経験の方が「結婚相談所」と聞くと、「担当スタッフがついて婚活をサポートしてくれる」というものを想像するでしょうが、それは「仲人タイプ」の相談所です。
データマッチングタイプの結婚相談所の場合には基本的に担当スタッフがつかず、登録者自身が会員データベースから自分に合いそうな相手を絞り込んで、お見合いの申し込みなどをすることになります。
ですからあまり積極的な性格ではないという自覚がある方は、仲人タイプの結婚相談所を選ぶことをおすすめします。
ちなみに近年では「仲人タイプ＋データマッチングタイプ」の相談所も多いです（スタッフに相談しつつ、自分で探すこともできるタイプです）
「希望条件において高望みしすぎている」というパターンです。
結婚相談所のスタッフなどと相談しつつ冷静に条件を設定し直しましょう。
このとき「絶対に外したくない条件」を決めておき、それ以外の部分で調整することをおすすめします。
また、お見合いまではできているのか、なぜプレ交際から進展しないのかなど、現状をきちんと理解した上で対策することも大事です。
そして中高年に関しては、自分のステータスが高いために理想も高くなったり、「安定した独身生活を手放すのだから、レベルの高い異性と結婚したい」と思ったりする人が少なくありません。
それでも同年代の相手であれば見つかるかもしれませんが、「自分には20代の若い人が釣り合う」などと考えているとなかなか成婚できなくなる可能性が高いです。
もちろん20代の異性を探しても良いのですが、かなり苦労する場合が多いですから覚悟をしましょう。
また、20代の場合は需要が高く、マッチングまではどんどんできるため、「自分はモテている」と勘違いして、相手を見下したり、理想を高くしてしまったりする人も少なくありません。
結婚相談所というもののシステム上、若い人に対するニーズが強くなるのは当たり前ですから、冷静になって活動を続けていきましょう。
それから「高望み」とはやや違う話ですが、「希望条件を100％満たしている人でないと結婚したくない」と考えてしまう人もいます。
しかし実際には、「いざお見合いをしてみたら、人柄をとても気に入った。希望条件を満たしていない部分もあるものの性格で十分カバーできる」などのケースもあります。
続いて結婚相談所で失敗しやすい人の共通点を4つ挙げていきます。
結婚相談所を使って婚活をするとしても、人と人とのコミュニケーションが重要になりますから、そもそも異性に慣れていない方は成婚しにくくなる可能性があります。
例えば、お見合いでなんとか話そうとすると表情が硬くなるかもしれませんし、逆に表情を柔らかくしようとすれば口数が極端に減ってしまうかもしれません。
とはいえこちらは積極的にお見合いなどをする中で慣れていくことができますから、そこまで心配する必要はありません。
相談所の仲人が異性であれば、積極的に相談したりすることで異性との会話に慣れる場合もありますよ。
結婚相談所では基本的に担当スタッフと相談しながら婚活を進めていくことになります。
ですからプライドのせいで他人に悩みを打ち明けられない人や、コミュニケーションが苦手な人などは結婚相談所においても失敗することになるかもしれません。
特に「相談者が中高年で、担当スタッフが年下」という場合は、話を聞いてもらうことに抵抗があるかもしれません。
ですが、「年下に対して話をする」のではなく、「プロに対して話をする」と考えれば、スムーズに相談できるはずです。
例えば「大手の結婚相談所に登録したのだから、これで自分も結婚できるはず」などと考えてしまい、結局なかなか成婚できない人が少なくありません。
せっかく担当スタッフがついても向上心がありませんから自分磨きなどをしません。
また、「なんとなく面倒だから」というだけの理由で、徐々に婚活に対するモチベーションが下がっていく人さえいます。
結婚相談所を利用するとなると数十万円はかかります。そのお金を無駄にしないためにも、積極的に行動しましょう。
厳密な希望条件については、実際に登録してから担当スタッフと相談しつつ詰めることになるでしょう。
ただ、本当にほとんど何も考えていない人、例えば「優しい30代の女性」程度のことしか決めていないとなると、結婚相談所に登録してからも希望条件が定まらず、メリハリのない婚活になってしまう可能性が高いです。
そしてお見合いまでたどり着いたとしても、相手に「この人は結婚に対して本気ではない」と見抜かれてしまい、仮交際までたどり着けない場合が多くなります。
相手が、お見合いや交際の経験をある程度積んでいる人であればなおさらです。
続いては結婚相談所で成婚しやすい人の特徴を3つ紹介します。
例えば、「恋愛の相手としては悪くないけれど、一生一緒にいても良いと思える相手ではない」などという考え方ができる人は、結婚相談所で成功しやすいと言えます。
このような人は「恋愛」と「結婚」の違いを理解できているからです。
ただ、中高年の方であればこの辺りのことはわきまえていることでしょう。
ですが、20代となるとどことなく「マッチングアプリの延長」のような軽い気持ちで結婚相談所を利用してしまう人も少なくありません。
そういった人とお見合いをすると、「こちらが真剣であるにもかかわらず、相手はどこか浮ついている」という事態になるかもしれません。
結婚相談所での婚活には、努力をし続ける向上心と真面目さが必要です。
そして恋愛経験が少ない人はこれらを全部持っている傾向にあります。
恋愛経験が多いと、これまでの経験だけで相手のことを判断してしまうかもしれません。
また、一定以上に恋愛経験がある人は、「自分だけで婚活をしてもなんとかなる」と考えて、安くはないお金がかかったり、いろいろな制限があったりする結婚相談所の婚活に対して煩わしさを感じて、モチベーションが下がっていく可能性もあります。
ですから恋愛経験があまりないことをコンプレックスに感じる必要はありません。
むしろ有利に働くかもしれないくらいです。
また、もちろん「恋愛経験が多い＝婚活で失敗する」というわけではありません。
ここで解説していることなどを意識しながら精力的に婚活を進めていけば、高確率で成婚できます。
結婚相談所に成婚した男女の大半は、そこから6カ月ほどで結婚しています。
そのため成婚直後、もしくは真剣交際中に双方の両親にあいさつをしたり、一緒に暮らす家を決めるために不動産屋に行ったりするカップルも多いです。
ですから「まずは成婚を目指す。その後のことは、その時に考えればいい」などと油断せず、先のことをきちんと見据えながら行動しましょう。
結婚相談所に登録している人のほとんどは、真剣に結婚を目指しています。
結婚相談所の利用料金は安くありませんから、マッチングアプリのようなライトな出会いを目的として登録している人はほぼいません。
そのため、「そもそも相手に結婚するつもりがあるか」を見極める必要はありません。
また、独身証明書などを提示しないと登録できませんから、遊び半分の既婚者もいません。
プロのカウンセラーが全力でサポートしてくれますから、効率よく&確実に婚活を進めていくことができます。
また、例えば
「自己紹介の文章をもう少し柔らかい雰囲気にすると、優しい性格に見せることができます」
「相手の年齢にはもう少し幅を持たせる方がマッチングしやすくなります」
「LINEの返信の文章の長さは相手に合わせましょう」
などと具体的にアドバイスしてもらうことができます。
もちろん家族や友人などにも相談できるかもしれませんが、その人たちは「婚活のプロ」ではないはずです。
また、あなたのことを大事にしすぎるせいで、適切なアドバイスができないかもしれません。
当然プライベートでそういった人たちに話を聞いてもらうことは悪くありませんが、あくまで「話を聞いてもらっているだけ」と考えましょう。
「仲人タイプ」「データマッチングタイプ」「仲人タイプ＋データマッチングタイプ」などさまざまなタイプがありますから、ご自身に合ったものを選んでください。
また、同じタイプであっても「会員数」「会員の年齢層・年収」「採用システム」「料金」などは異なりますから、全ての要素をきちんとチェックしましょう。
口コミなどもチェックして結婚相談所の評判を見極めることも大事です。
口コミを探す際には、「結婚相談所の公式媒体に掲載されている口コミ」以外のものを見ることをおすすめします。
なぜならオフィシャルサイトなどに載っているものは、良い内容に偏っているかもしれないからです。
それから「条件を無視してお見合いをさせてお金を巻き上げる」
「いつまでも会員でいさせる（＝月額料金を支払わせる）ためにほとんどサポートをしない」
という結婚相談所もないわけではありませんから気をつけてください。
ちなみに中高年の方の中には、インターネットなどに慣れておらず、「データマッチングタイプの相談所のデータベース」などの利
用に対して不安を抱いている人もいるかもしれません。
ただ、実際にはそこまで難しいものではなく、誰でもすぐに活用できるものですから安心してください。
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